調査・コンサル業務

すべての設計業務は、調査業務から始まります。お施主様のご要望をお聞きすることはもちろんですが、敷地の形状や既存建物の状況、建築関連法規の制限や敷地周辺の環境など設計に関する様々な諸条件を確認したうえで計画や設計を行う事が肝要です。しかし、闇雲にすべての調査を行なうと余計なコストが掛かってしまいます。そこで、初期にご相談をいただければ、ご希望の計画のために必要かつ十分な調査業務のご提案をさせていただきます。

簡易な手計測から最新の機器（3Dスキャナー等）を活用した測量まで対応可能です。

設計図の無い古民家などの測量調査から現況図作成、限界耐力計算等による耐震診断まで一貫対応できます。

基本設計・実施設計業務

木造住宅を中心として、構造計算を必要とする3階建てや中規模以上の木造建築、木造とRC造の混構造、古民家のような伝統構法などの幅広い種別、構法の建物の新築から増改築、リフォーム工事の「基本計画から意匠、構造、性能設計まで」一貫対応が可能です。建築の三大要素といわれる「強（耐震、耐風、耐久性など）」「用（使い勝手、断熱性能など）」「美（デザイン性など）」について、全てを高次元でバランスさせた提案、設計を行います。

桜楓では計画時から、最新のCADシステムを活用し、構造強度や環境性能などについても、お施主様の要求性能を確認しながら確実な提案を行いますので、実施設計時の手戻りや設計変更などがなく、設計期間の短縮やコスパの向上が実現できます。

※導入システム：CPU社「A’ｓ（ﾌﾙｾｯﾄ）」、ｲﾝﾃｸﾞﾗﾙ社「ﾎｰﾑｽﾞ君ｼﾘｰｽﾞ（構造EX他）」

各種申請業務

「建築物」を建てる場合は、「建築確認申請」を申請する必要があります（一部例外あり）が、実際の建築においては、建築土地や建築物の内容に応じて、他にも様々な「許認可申請」が必要になる事も少なくありません。また近年では、迫る東南海地震や地球温暖化に対する環境性能など、建築物の基本的な性能に対する要求が高まり、建築関連法の改正により、耐震性能、断熱性能基準の厳格化や住宅性能評価申請や長期優良住宅申請などへの対応も必須になりつつあります。

桜楓では、それらの各種申請で要求される強度や環境性能などを計画段階から十分に考慮、確認しながら設計を行うため、それらの申請をスムースに進めることが可能です。また、自社で設計から各種申請までを一貫して行うことで申請期間の短縮やコスパの向上が可能となります。

現場監理業務

建築士の大切な業務として、設計者による現場監理があります。どれだけすばらしい設計をしても、現場がそのように出来上がらなければ意味がありません。また、言い換えると、設計者は現場で施工出来ないような設計図を書いてはいけませんし、「机上の空論」とならないように、現場の状況などを理解し、想定しながら設計を行う必要があります。また、現場で発生する諸問題に対しては、的確な解決方法を提案、指示する必要もあります。ゆえに、現場の工事店や職人さんと常に情報共有をし、協力して設計図以上の建物を完成させるためにも、現場監理という業務は、お施主様にとっても、建築士にとっても、非常に大切な業務であると考えています。設計図通りに表面的な検査項目だけをチェックすれば良いというような考えは一切ありません。安心して現場の監理をお任せいただければと思います。